絵本で中国語Part2

大家好!
本日も絵本で翻訳の勉強をしてみましょう♪

絵本って、結構勉強になります。なぜなら、幼児用の絵本はほとんどの場合、読み聞かせることを念頭に文章が書かれているため、言葉のリズムやテンポがとても考えられているんですよね。
皆さんも翻訳するとき、自分が翻訳した文章を、声に出して読んでみるといいですよ!
先日ご紹介した、オランダを代表する絵本作家、マックス・ベルジュイスの「かえるくん」シリーズの絵本をまた例に取ってみましょう。今回は「すごいぞ かえるくん」です。

この題名、セーラー出版から発売されたときの日本語の題名なのですが、この英語の原題(オランダ語はわからないので・・)は、「Frog in a Hero」だそうです。それを、中国語にしてみると・・「弗洛格是个英雄」という題名になっています。
そう、やはり前回と同じように、英語の題名と中国語の題名にはほとんど差異が感じられません。しかし、日本語にしてみると・・ご覧の通り、ずいぶん趣がかわってきますね。おもしろい。(あ、ちなみに「弗洛格」はフラッグ、つまりカエルの音訳ですね)
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(日本語版からの引用文)
ふいに かえるくんが さけびました。
「そうだ!ぼくが たすけを よんでくるよ!」
のうさぎくんが しんぱいそうに いいました。
「むちゃだ。水の流れは とても はやいし、 丘のむこうまで ずいぶんある」
かえるくんは きっぱりと いいました。
「でも、いかなくちゃ。ぼくが いちばん 泳ぎが 上手だもの」

うん、声を出して読んでも、とてもリズム感があり、読みやすく聞いていて心地いいですね。これが中国語になると・・・

“有办法了!”弗洛格突然大叫一声,
“我可以游到山那边找人来救我们!”
野兔不放心。
“现在水流很急,路这么远,太危险了!”
“没问题的!”弗洛格热心地大声说道,
“我是这里面最会游泳的一个”

いかがでしょうか?私は個人的に、日本語訳文の「かえるくんは きっぱりと いいました」っていうセリフが好きですね~
日本語と中国語、比べてみるといろいろな違いが分かります。
日本語には省略が多いですね。この場合には主語がちゃんと書かれていますが、普通ない場合が非常に多いです。また、かえるくんの“我可以游到山那边找人来救我们!”というセリフ、日本語では、ここまできちんと言い表すことは少ないのではないでしょうか。
中国語を日本語に翻訳する場合には、適宜に省略することも必要ですね。(あ、ものによってですよ。契約書などは、くどいほどきちんと繰り返したりもします)
この物語、泳ぎの大好きなはずのカエルが、おぼれそうになってしまう、とってもユーモアにあふれたお話です。是非、日本語版なども読んでみて下さいね!
中国語版「すごいぞ かえるくん」

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by saiko-ch | 2007-05-12 12:46 | 中国語絵本